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2020年9月25日金曜日

店内の36cm水槽をリニューアルしました。

こんにちは。8月からアクアテイク-Eで働いております川島です。よろしくお願いします。
今回店内の36cm水槽をリニューアルしました。

水槽サイズ:36×22×26(㎝)
照明:ゼンスイ nano LEVIL 300×1灯 1日9時間
CO2:2~3秒1滴
底床材:アマゾニアVer.2、ラプラタサンド
水草:カーナミン、ブリクサ ショートリーフ、サンタレンドワーフニムファ、アヌビアス・ナナ プチ、ブセファランドラsp.テイア、ボルビティス・ヒュデロッティ、ウィーピングモス、プレミアムモス
生体:コリドラス・パンダ、トランスルーセントグラスキャット、オトシンクルス、ヤマトヌマエビ


前回は上野が作成したダッチ風レイアウトでしたが、今回はラプラタサンドを前面に敷いて明るい水槽へリニューアルしました。

今回レイアウト作成にあたって、店内の既存水槽とあまり被らないよう心掛けました。主な相違点は以下の2つです。
・ソイルと化粧砂の敷き分け
・三角構図(他に三角構図の水槽がなかったため)

レイアウトに使った素材はホーンウッドと山谷石です。

では早速ですが解説に移りたいと思います。



今回レイアウト作成にあたって、先ほど先述した素材をカミハタ・液状接着剤と補助剤を使って接着させました。
補助剤にはベージュ系・グレー系・モスグリーン系の3種類があり、用途に応じて色の使い分けが可能となっております。
※瞬間接着剤と補助剤は別売り。瞬間接着剤に補助剤は同封しておりません。



補助剤を接着させたい箇所に挟み込んで、液状接着剤を流し込ませることで接着させることが出来ます。約10秒ほどで硬化しますが、化学反応により熱と煙が生じるため作業中は注意が必要です。


(わかりづらいですがノズルの先にグレー系の補助剤があります)

瞬間接着剤に付属しているノズルはやわらかく手で曲げて使うことが出来るため、多少入り組んだ箇所でも幅広く使うことが出来ます。ジオラマ水槽などで骨格を組んでから周りを装飾する際などに非常に役立つかと思います。



水槽中央のホーンウッドはこの角度でもしっかり接着していて安定感もありました。
接着力はかなり強く、土台がしっかりしていれば多少無茶な構図も作成できる使用感です。

個人的な感想ですが、補助剤はなるべく3箇所以上使用してしっかりと接着させることで注水後に構図がズレる・崩れるリスクを回避することが出来るかと思います。

水草に関しましては、レイアウト水槽ではあまり見かけない有茎草、カーナミンを中-後景部分に植栽することで、数少ないトリミングや差し戻しの際にカーナミン特融のミントのような香りを楽しむ遊び要素を追加しました。
サンタレン・ドワーフニムファを覆ってしまわないよう、基本的には差し戻して維持していく構想です。



またメンテナンス性を重視して中景のテイアとナナ・プチ、プレミアムモスは小さな溶岩石に巻き付けて自由に移動できるようにしました。ソイル漏れ防止用に少し多めに用意しましたが、大きな崩れもなくソイル漏れもヤマトがほんの少し崩す程度にとどまったため適当に配置しました。

生体に関しましては前面の化粧砂と飛び出た流木に合わせて、コリドラス・パンダとトランスルーセント・グラスキャットをタンクメイトに選びました。餌は活イトメとテイクフードを1日置きに交互にあげています。



立ち上げから約1か月が経過した今日の様子です。
山谷石にコケが生えて雰囲気が出てきました。カーナミンは初の差し戻しを終え、ブセも溶けることなく新芽を展開してくれました。トランスルーセントは流木のへこみが気に入ったようです。

最後に、今回ブログを書くにあたって、初めてなので大変拙い内容ではありましたが、また機会がありましたら書かせていただきたいと思います。皆様今後ともよろしくお願いします。

川島


左から、川島、武江(社長)、上野(店長)です。