石組チャレンジ@アクアテイク-E・番外編、轟元気さんの挑戦です。
上から
お名前(匿名、ハンドルネーム可):轟元気 様
挑戦者からのコメント:
「久しぶりに龍王石で組みました。やっぱり格好良いですね! 武江さん講評よろしくお願いいたします!」
☆講評、アドバイス(武江、上野)
武江「轟くん、ありがとうね〜。おかげでゆっくり休めたよ」
上野「定休日も合わせて四連休でしたからね、社長だけ。私にも感謝してくださいね! さぁ、講評に入りましょう 」
武江「どれどれ……。うーん、これはゴジラだね」
上野「?」
武江「こう、右側を向いたゴジラが海からザバっと。ゴジラ上陸ってタイトルがいいんじゃないかな!」
上野「あー……。社長、やめてくださいよ! もうゴジラにしか見えなくなったじゃないですか!」
武江「さすが轟くん、石組でゴジラを表現するとは。我々にはない発想だね」
上野「もしかしたら“アクアリウム界の常識を壊す、ゴジラのような存在でありたい”という意志の表れかもしれませんね」
武江「おこがましい奴だな!」
上野「……あの、私が言うのもなんですが、そろそろ真面目に講評してあげませんか? 轟さん、社長の講評を楽しみにしてましたよ」
武江「流れを感じないから、石組としては全然ダメだね! ゴジラとしては優秀だけど」
上野「もー。……じゃあ、轟さんは不満かもしれませんけど、私が代わりに講評しますね」
武江「おう、ガツンと言ってやれ(笑)」
上野「まず、親石が大きすぎますね。一応、轟さんの名誉の為にフォローしますが、90センチ水槽用の親石の中から選んだからです。……私は他のサイズもあるって伝えましたけどね。でも“この中から選ぶからいーよー”って」
武江「まぁ、うちの店は石の在庫多いからね。選び出したらキリがないかもな」
上野「営業時間中、仕事の合間を縫ってやってもらいましたし。速かったですよー、組み終わるの。……社長が言う“流れを感じない”という印象は主に親石、ゴジラの頭に当たる部分の角度のせいですね。ちょっと角度が高すぎです。もう少し寝かせた方がいいかと」
武江「まぁ、そういうことだね」
上野「あと、左側の背中の刺々2枚は、1つの大きな副石にしてしまった方が、構図のバランス的に良いと思います」
武江「そうだね。この石組、ベースは三尊っぽいんだけど、副石、添石と呼べる石がない。“親石とそれ以外”になっちゃってる」
上野「前足2本も、ただなんとなく置いた感が強いんですよね。特に右手前、親石から離すでもなく、くっつけるでもなく、中途半端です。そのせいで石同士の繋がりや流れが完全に断絶しています」
武江「お前もなかなか言うようになったな(笑)」
上野「では、社長、今回の轟さんの石組、良いところは?」
武江「ゴジラとしては優秀」
上野「もー。……ごめんなさい、轟さん。怒らないでくださいね。では、講評はこのくらいで。轟さん、ありがとうございました! 開業、応援しています!」
武江「轟くん、ありがとうね! これからも上野と仲良くしてやってください。またいつでも遊びにおいで」
※石組チャレンジの優勝者は現在審査中です。発表をお楽しみに!
※現在、石組チャレンジは休止中です。
☆3~4月の石は龍王石です。
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