2020年1月9日木曜日

120㎝水草販売水槽リセット! 使用済み大磯砂無料配布

こんばんは、店長の上野です。一月も七日を過ぎると皆様すっかりお仕事モード、当店もだいぶ落ち着いた空気になってきました。
ところで突然ですが、私の今年の目標は水草販売水槽の質を向上させることです。
そういったわけで、さっそく水草販売用の1200水槽を一本リセットすることにしました。この水槽はこれまで大磯砂を使用していたのですが、リセットを機にソイルに変更します。そうなると、当然大量の使用済み大磯砂が発生するわけですが、今回はこれを無料配布することにいたしました。



・当店の水草販売水槽で長期間使用した大磯砂です。
・洗浄しておりません。
・スネール、コケ、ソイル、園芸用土、肥料その他の混入の可能性があります。

上記を全てご了承の方は、無料でお好きなだけどうぞ。備え付けのスコップを使い、ビニール袋に詰めてお持ち帰りください。砂が周囲に飛び散らないよう、ご配慮のほどお願いします。

大磯砂はかつて神奈川県大磯海岸で採取されていた為、このように呼ばれていました。現在は採取禁止になっているため、実際にはフィリピン等の東南アジアで採取される似たような砂利が大磯砂の名前で販売されています。
この大磯砂、前述の通り海産の砂利なので、貝殻等カルシウム分を含む物質が混ざっており、使い始めはpHと硬度を上昇させてしまいます。当然、弱酸性の軟水を好む水草やお魚の育成には向きません。そこで、ソイルが普及する以前の水草愛好家は、酸処理をしたり、長く使い込んだりして、カルシウム分が出なくなった大磯砂を使ったのです。よく使い込まれた大磯砂は、水草愛好家や小型カラシン等の飼育者にとって、宝物のような存在とまで言われていたそうです。
大磯砂の長所は、なんといっても半永久的に使えるところ。ソイルのように寿命が来たからリセット、といったように消耗品扱いをしなくて済みます。
そんな貴重な使用済み大磯砂、販売しても良かったのですが、洗浄や消毒をしない代わりに、無料でお持ちいただくことにしました。前述の通り様々な混入物の可能性がありますので、気になる方はよく洗浄の上、天日干しや熱湯消毒をしてからお使いください。



さて、空にした水槽は70度のお湯で消毒中です。
※水槽の材質や接着方法によっては破損、変形の可能性がありますので、本来はあまりおすすめしません。



今後はソイルを敷き、ADAの浄水器・NAウォーターと軟水化用カートリッジ・カチオンフィルターを使用して換水をする予定です。皆様に状態の良い水草をご提供できるよう頑張りますので、ご期待ください。

上野

7/27(土)新宿京王ABFに参加します。

 こんにちは、店長の上野です。 明日、7/27(土)に京王百貨店新宿店の屋上、吉田観賞魚さんで行うアクアリウムと植物の即売会、「SHINJUKU KEIO Aquarium Botanical Fessta」略して「新宿京王ABF」に参加いたします。 ※イベント詳細は以下の画像を...