2021年2月19日金曜日

【新製品】GEX小型水槽専用ろ過フィルター「Picoroka」ご紹介!

 今春、続々と新製品ラッシュをかけるGEX。
当店にも続々と届いておりますが、今回はその中から「Picoroka」をご紹介します。



1.少ない流量で、ボトルアクアリウムや超小型水槽に最適!
2. しっかりした材質、つくりで丈夫!
3. ミニマルなデザインと黒一色のカラーリングで、水槽内で目立たない!


1.少ない流量で、ボトルアクアリウムや超小型水槽に最適!
Picorokaは小型水槽専用ろ過フィルターです。
「超小型水槽用」と言ってしまってもいいかもしれません。
一般的には36×22×26(㎝)水槽(約19L)や、30×30×30(㎝)水槽(約25L)くらいまでを小型水槽と呼ぶと思います。
寸法は色々ありますが、大体25L以下というのがひとつの目安でしょうか。
今回ご紹介するPicorokaの適合水槽は12L以下。
例えば、30×18×24(㎝)水槽が約12Lです。金魚水槽Sセット等がこのサイズですね。
それが上限と考えると、かなり小さな水槽向けだということがわかると思います。
本体も小さいので、ボトルアクアリウムにも使えるでしょう。
ところで、超小型水槽やボトルアクアリウムに使えるフィルターって、実は今までほとんどなかったのです。
たいていは本体が大きすぎたり、流量が多すぎたりします。
Picorokaの流量は1.1L/分と、かなり少なめ。
水中フィルターの定番、水作スペースパワーフィットSが2.5~3L/分ですから、その約1/3ですね。参考までに。


さらに、つまみで流量を調整可能。最大と、最小をそれぞれ動画に撮りましたので、ご覧ください。


最大。小型水槽で使うならこれくらいあってもよさそうです。


最小。ボトルアクアリウムや、水流を嫌うお魚に。

同じくらいの低流量のフィルターとなると、テトラ・マイクロフィルターが挙げられます。
リーズナブルで自作の材料にもしやすく、私も超小型水槽によく使うのですが、材質の脆さがネックです。

2. しっかりした材質、つくりで丈夫!
Picorokaを実際に手に取って感心したのが、その材質の良さです。
こういう小型水槽向け製品、正直、材質的に脆いものが多いです。
特に、付け外しをする箇所が弱いことが多く、爪が折れたり、パイプが割れたり……。
Picorokaは、きっと良い樹脂素材を使っているのでしょう。





パイプやプレート、しっかり硬さはあるのですが、同時に弾性? 何と言ったらいいのかわからないのですが、しなやかさがあって、少し力を加えたくらいでは割れそうにありません。
硬いだけでは割れてしまいますし、しなやかなだけではグニャっと曲がって元に戻りません。とても良いバランスだと思います。
つくりも悪くないと思います。例えば、モーター本体とモーターケースの接続部分。





少し固く感じる方もいるかもしれませんが、矢印の方向に動かせば問題なく外せます。
前述の通り、丈夫な材質なので、少し力を入れても壊れないと思います。
これ以上緩いと、使用中に外れやすくなると思いますし。




モーターケースをセットする、ベースフィルターの爪なんて、絶対折れると思いました。
こういう部分、普通はすごく折れやすいんです。
でも、実際にはそのようなことはありませんでした。
……ただ、一つ残念なのは、外れやすい点です。少し力を入れただけで外れてしまいます。
おそらく、この材質の硬さだと、これ以上しっかり固定できるようにすると、外れなくなってしまうのではないかと、私は推測します。おそらく、これが妥協点だったのでしょう。



コードが1.5mと長いのも、地味に嬉しい部分です。




USBプラグを採用した製品だと、アダプターが別売りのことも多いのですが、ちゃんと付属しています。
もちろん、PSEマーク付き。

3. ミニマルなデザインと黒一色のカラーリングで、水槽内で目立たない!
性能が良くても、デザインが悪いとあまり使いたくないですよね?
アクアリウム用品における“良いデザイン”って「製品自体を“魅せる”」タイプと「シンプルで水景の邪魔をしない」タイプに分けられるのではないかと思います。
前者は例えばADAのパレングラスやリリィパイプで、Picorokaは後者に当たるでしょう。
無駄のないミニマルなデザインで目立たず、また、コンパクトなので水草や石・流木で隠しやすいです。




黒一色のカラーリングなので、もし見えてもそれほど目立ちません。
若干マットな質感なのも嬉しいところ。
同じ黒でも、艶があると光を反射して目立ってしまうのです。まさか、そこまで計算して作られているのでしょうか?

以上、GEXの新製品、Picorokaのご紹介でした。
当店では3,300円(税込)で販売いたします。
正直、最初に価格を知ったときは、せいぜい1,980円くらいの価値の製品だろうと思いました。
でも、実際に手に取ってみて納得しました。そのくらいの価値はちゃんとある製品だと思います。
これから店内での展示レイアウトも作る予定ですので、お楽しみに!




上野

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