2019年7月7日日曜日

2019年7月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.4

こんにちは、店長の上野です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”に4人目の挑戦者が現れました。
ブログ掲載許可をいただいたので、さっそくご紹介します。

正面図
上から

お名前(匿名、ハンドルネーム可):やまち様
挑戦者からのコメント:
「アーチを作るつもりが洞窟になってしまいました。小さい石の使い方が大事だと思いました。ワンダーグリーン最高!!」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

武江「当店のオリジナル液肥、ワンダーグリーンをお褒め頂きありがとうございます」

上野「だからといって、手加減はしませんけどね!」

武江「どうしたお前(笑)」

上野「いえ、褒められると嬉しくなっちゃうので。公平に、公平に……。いや、本当に良い肥料ですけどね、ワンダーグリーン。では、本題の講評に入りましょう。今回のやまちさんの石組は、俗に“山岳系”といわれるレイアウトですね」

武江「そうだね。世界水草レイアウトコンテストでも海外の人を中心に人気のスタイルだ」

上野「この手のレイアウトは遠近感を演出するのが特徴ですが、やまちさんは中央奥にアーチを作ることで、それをさらに強調していますね」

武江「真ん中の空白に視点を誘導する狙いだね」

上野「全体的に写真映えするレイアウトだと思います。社長、気になるところは?」

武江「左側の石だね。右側の石が右に傾けてあるのに、左側は垂直に近いからバランスが悪い」

上野「前回の講評で黄金比の話がありましたが、面積の少ない左側に一番大きい石があるのもチグハグな印象を与えますね。さらに、石自体も表面がツルっとして表情に乏しいので、やまちさん御本人がコメントされている通り、小さい石も上手く使っていただきたいところ」


上野「大きい石を手前に持ってきて、遠近感を強調するの自体は効果的だと思います」

武江「こうやって見てみると、左と右とで別のレイアウトみたいだね」

上野「……そういう言い方をすると聞こえが悪いですけど、つまり、右側の完成度がすごく高いってことなんですよね」

武江「そういうこと。だからこそ左側の粗が目立っちゃう」

上野「実はやまちさん、右側から作り始めていて、左側は「キリがないのでこのくらいで」と切り上げているんです。なので、ご自分でもわかっていらっしゃる」

武江「石組って神経使うから疲れるし、正解がないからね」

上野「私たちもかなり時間をかけますもんね」

武江「俺なんか、コンテスト用の石組は平気で一か月くらいかかるもん」

上野「組んでるときは良いと思っても、翌日あらためて見ると微妙だったり……」

武江「一晩明けると冷静になるよね(笑)」

上野「そうやって微調整を繰り返すわけですね。私なんか今年の応募作、どうしても気に入らなくて、撮影一か月前、二番目に大きい石を変えましたからね(笑)」

武江「水草も植わってたのにな!(笑)」

上野「……というわけで、本来すごく時間のかかる石組、短時間でここまで仕上げたやまちさんに拍手!」

武江「そんな短時間でパって組めるのなんて、天野さんくらいだよ~」

上野「最後に、記念写真をご紹介して講評、アドバイスを終わらせていただきます」


上野「カモンベイビー、テイク-E!」

武江「やまちさん、ご参加ありがとうございました」


まだまだ皆様のご参加をお待ちしております。
☆今月の石は黄虎石です。

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