こんにちは、店長の上野です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”2019年9月の題材は山水石です。まずは私が挑戦してみました。
正面図
上から
作成者:上野 知明
☆講評、アドバイス(武江)
上野「社長、講評に入る前にですね」
武江「なんだい?」
上野「部下が上司に楯突くのはですね、外から見てもそんなに嫌な感じに見えないと思うんです。むしろ“ああ、風通しの良い職場なんだな、上司の懐が深いんだな”と好印象を与える可能性すらあります」
武江「うん……?」
上野「ところがです、上司が部下に、経営者が従業員に厳しく当たるとですね、途端にパワハラの風景になるわけですよ! “ああ、部下の意見を封殺する職場なんだな、上司の器が小さいんだな”と、そんな風に思われてしまうかもしれません。……以上を踏まえて、講評をお願いします。ぜひ、辛口で」
武江「お前、自分は俺に好き勝手言っておいて卑怯だぞ!(笑)」
上野「私がこんな軽口を叩いても大丈夫な時点で、社長の優しさは皆様に伝わってますけどね(笑) では、講評をお願いします」
武江「まったく(笑) ……じゃあ、気を取り直して講評に入ろう。そうだね、全体的にはまあまあじゃない。石の配置はそんなに悪くないし。ただ、左から右への流れを意識するなら、右手前の石はもっと右側に傾けた方がいい」
上野「なるほど」
武江「あと、中央奥の石の頭が丸くなってるのが気になる。尖った形の石を使った方がいいね」
上野「たしかに……」
武江「今回の石組はあれだね、三尊と放射状の融合というか……」
上野「はっきりおっしゃってください! どっちつかずってことですね!」
武江「まぁ、悪く言えばね。左側はもろに三尊の組み方だから、親石の右下に石を添えて、完全に三尊にしちゃっても良かったかもね。その場合はもちろん右側もいじらないといけないけど。でも、いまのままでもそんなにおかしくないよ」
上野「うーん、勉強になります。社長、ありがとうございました」
武江「ところで、山水石は使ってみてどうだった?」
上野「正直、かなり難しかったです。平坦な面が多く、表情を上手く見せることに一苦労です。特に、写真に撮ったときに影になる部分、表情が完全に隠れて、肉眼で見るよりのっぺらぼうに見えてしまうことが多々あります」
武江「そうだね、なかなか扱いにくい石だよ」
上野「尖った小さめの石も少ないので、山岳レイアウトで挑戦する方は特に苦戦するかもしれません。でも、色々な石組に挑戦して欲しいですね」
武江「そうだね。それでは、我々の度肝を抜く石組を待っています」
※実はすでに4名様が挑戦済みです。講評記事は順次アップする予定ですので、お楽しみに!