2020年8月26日水曜日

2020年3月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.11

 3月の石組チャレンジ@アクアテイク-E、11人目の挑戦者をご紹介します。

※緊急事態宣言が発令される以前、3月前半にご参加いただいております。 


正面図

上から

お名前(匿名、ハンドルネーム可):山吹 様

挑戦者からのコメント:
「自然感が出るように川にある石の配置を思い出しながらレイアウトしました。石組は未経験だったので難しかったです」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

上野「石組初挑戦の山吹さん。川底をイメージしたレイアウトですね。さぁ、さっそく講評に入りましょう」

武江「そうだねぇ、ちょっと平坦すぎて迫力に欠けるかな。石を横に平行に置きすぎだね」

上野「イメージとしては、険しい渓流というより、穏やかな中~下流域といった感じでしょうか。たしかに迫力には欠けますが、メダカなんか似合いそうですけどね」

武江「前提として、自然から学ぶのはもちろん大事なんだけど、ネイチャーアクアリウムって、自然の風景をそのまま再現するものではないからね。あくまで水槽内の世界だから

上野「つまり、参考元の自然の姿はあくまでイメージで、レイアウトとして美しく見えるようにアレンジ、デフォルメする、ということですか?」

武江「そういうこと! やっぱり、鑑賞面で優れてないとね」

上野「自然って、決して美しいだけではないですからね。濁った水や、水底に堆積した泥、枯葉なんかも自然の一部ですから。ちなみに、そういったありのままの水中景観、魚の生息環境を再現するレイアウトスタイルは“ビオトープアクアリウム”という名前で、海外を中心に人気です。轟元気さんのブログ、Ordinary-Aquariumでわかりやすくまとめられていますので、参考にどうぞ」

武江「俺が今したのは、あくまでネイチャーアクアリウムの話だから、いろんな楽しみ方があっていいと思うよ」

上野「そうですね。……ずいぶん話がそれてしまいましたが、山吹さんの講評に戻りましょう。ちょっと迫力には欠けますが、構図自体はオーソドックスな三角構図で、大きな破綻はないですね」


武江「石組は初めてということだし、これからどんどん作ってみてくださいね!」

上野「本人のご希望で、記念撮影はなし。山吹さん、ありがとうございました!」

五か月もお待たせして申し訳ございません。3月の挑戦者はこれで全員出揃いました。
次回、番外編・轟元気さんの講評が終わりましたら、優勝者を発表します。お楽しみに!

※現在、石組チャレンジは休止中です。

☆3~4月の石は龍王石です。

過去の挑戦者たちの記事はラベル「石組チャレンジ@アクアテイク-E」をクリックすると読めます。

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