2019年7月13日土曜日

2019年7月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.6

こんにちは、店長の上野です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.6の挑戦者をご紹介します。

正面図


上から


お名前(匿名、ハンドルネーム可):タッツー様

挑戦者からのコメント:
「山の頂上をイメージして、親石が目立つようにレイアウトしました。こんなにたくさんの石をお店で使わせてもらって、たいへん楽しかったです。」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

上野「山頂をイメージしたレイアウトということですが、社長、こういう石組はいかがでしょうか?」

武江「もちろんありだよ。構図自体はオーソドックスな三角構図だし、全体的に上手くまとまってるんじゃないかな。良いレイアウトだと思うよ」

上野「なるほど。それでは早速、気になるところはありますか?」

武江「まずは親石の輪郭だね。親石の形自体、上の部分に対して根元が細くて貧弱だから安定感にかける。もっとどっしりとした安定感が欲しいね」

上野「といいますと、親石自体を変えなきゃいけませんか?」

武江「いやいや、そんなことはないよ。こういう場合は、後ろに小さい石を置いて輪郭を整えてあげよう」



上野「なるほど。その場合は石の質感や色味も合わせるのが大事ですね。ところで社長、石組は“緊張感”が大事だという話もよく聞くんですが、今出てきた安定感とは矛盾しませんか?」

武江「それはね、上野くん、また別の問題なんだよ。石組に“緊張感”を持たせるっていうと、例えば親石を手前にグッと傾ける手法があるね?」

上野「はい。水流を受けて傾いた親石の、今にも倒れそうで倒れない、その緊張感がレイアウトに迫力を持たせますよね」

武江「そうだね。じゃあ、その親石はなぜ倒れないのかというと、土台がしっかりとしているからだろう。見えない地中の部分まで、しっかり根を張るようにね。貧弱な土台だったら“倒れそうで倒れない”じゃなくて、実際に倒れちゃってるはずだよ。水の流れや引力に逆らって、その石がそこに立っている必然性、説得力がなければならない。……そういう考え方をするなら“緊張感を持たせろ”と“安定感を出せ”という二つの言葉は、決して矛盾しないよ」

上野「なるほど。少し難しいですけど、安定感の上に緊張感が成り立っている、という感じですね。……親石以外に修正点はありますか?」

武江「左手前の石はもう少し小さくてもいいかな」

上野「たしかに。前面ガラスに接触しているのも窮屈な感じがしますね」


上野「大きく直すところはこの二点でしょうか、社長」

武江「うん。最初に言った通り、全体的に良くできてると思うよ。あとはタッツーさんの個性を活かして、なにより楽しく作ってもらえれば」

上野「タッツーさんのコメントにもあるように、本当に楽しんで作ってくれましたね! これだけの石を自由に使って石組を作れる機会ってなかなか無いと思いますし」

武江「他の皆様も、気軽にどんどん挑戦してくださいね」

上野「それでは、最後に記念写真をご紹介して講評を終わらせていただきます」


武江「タッツーさん、挑戦ありがとうございました!」

まだまだ皆様の挑戦をお待ちしております!
☆今月の石は黄虎石です

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