こんにちは、店長の上野です。
本日はDOOAの小型水槽用LEDライト、ソルスタンドRGBをご紹介します。
発売開始時の記事はこちらを。
DOOAの新製品・ソルスタンドRGBが入荷しました
製品スペックはメーカーの公式ホームページを見ればわかることですので、皆様が気になるのは、「水草が育つか」「綺麗に見えるか」という点だと思います。
そこで、今回は実際に展示水槽で使った感想をお伝えしたいと思います。
2020.9.2撮影
システムアクア30に設置しました。
正直、最初の印象は「少し暗いな」でした。
水深が30㎝あるシステムアクア30だと、グロッソスティグマなんかは光量不足で立ち上がってしまうのではないかと危惧したのです。
そこで、能力を検証する為に、あえて前景にはグロッソスティグマを使いました。
また、有茎草がこんもりと茂るか見るためにグリーンロタラとパールグラスを、赤が綺麗に発色するかどうか見るためにロタラsp.Hraを植えました。
今日撮影したものが、下の写真です。さぁ、結果はどうでしょうか。
2020.11.4撮影
グロッソスティグマはしっかり密に這い、立ち上がる気配はありませんでした。
グリーンロタラとパールグラスも何回かトリミングをして、こんもりと茂みを作っています。
Hraも真っ赤に色づいています。
……レースプラントやブセファランドラを溶かしてしまったのは、ライトのせいではなく私のミスです。
水質の急変を嫌う水草を、立ち上げ初期の安定しない水槽に入れてしまったからです。
ソルスタンドRGB、最初に危惧した光量不足もなく、非常に優秀なライトでした。
照らされる対象である水草がしっかり茂れば、決して暗く見えませんし、陰影のくっきりしたメリハリのある水景を楽しめます。
そして、コケも発生しにくいように感じます。
もちろん、お魚の発色もばっちりです。
30×18×24(㎝)等の小さい水槽や、陰性水草主体のレイアウトには光が強いので、高さを調整して使いましょう。
写真は私の自宅の水槽です。
お値段は定価30,800円(税込)、当店販売価格29,400円(税込)と決してお安くはありませんが、それだけの価値があるライトだと思います。
吊り下げ式のソーラーRGBと同じLED素子を使っているのですが、これはADAが自信を持って採用したこだわりのもの。
流石といったところですね。
最近は調光可能な高機能LEDライトもありますが、そのあたりはお好みでお選びいただければと思います。
選択の幅が広がるのは良いことですね!
上野