こんにちは、店長の上野です。
第10回・石組チャレンジ@アクアテイク-Eの講評記事です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”2022年4月の題材は龍王石!
5人目の挑戦者をご紹介します!
5人目の挑戦者をご紹介します!
正面図
お名前(匿名、ハンドルネーム可):嘆きのパラソル 様
挑戦者からのコメント:
「好きなだけつんだ💗💗💗💗🚀🚀✨✨」
☆講評、アドバイス(武江、上野)
上野「5人目の挑戦者は初挑戦、嘆きのパラソルさんです」
武江「今回は初挑戦の方が多いね! ありがとうございます」
上野「この調子で石組人口の増加に貢献していきましょう。……さて、それでは講評、講評!」
武江「今回はずいぶん個性的な石組だね!」
上野「そうですね。※川島くんなんかは“海水のライブロックの組み方みたいですね”なんて言ってましたよ。……でも、全体図は不思議とまとまって見えませんか?」
※川島……当店の最年少スタッフ。海水水槽のメンテナンス経験あり。
※川島……当店の最年少スタッフ。海水水槽のメンテナンス経験あり。
武江「それはね、構図自体は凸型構図の基本を踏襲してるからだよ」
上野「たしかに、左側に重心をずらした綺麗な凸型構図ですね。よく見ると、それぞれの石も重心部分に向かって収束するような角度で置かれていますし」
武江「うん。だから、正直細部の粗は目立つけど、引きで見たときにそこまで悪い印象にならない」
上野「じゃあ、次はその“細部の粗”に触れていきましょう。……石がですね、積んだだけで一体感がありません。本当なら石と石の隙間を埋めたいところですが、接着剤を使わないと難しいですね……」
上野「むしろ、接着剤無しで崩さずに組めているのがすごいですよね!(笑) 石組チャレンジではもちろん接着剤は使えないので、違ったアドバイスを。いっそ自然さをかなぐり捨てて空想的な、例えば、地球とは別の星の風景をイメージしてはいかがでしょうか」
武江「コメントにロケットもあるしな!(笑)」
上野「重力が地球より弱いから、不安定に見えても大丈夫なんです。……冗談のように聞こえるかもしれませんが、私は真面目に言ってますよ! 現実の風景を下敷きにした石組は数多くありますが、頭の中で作り上げた景色を表現するというのは至難の業。だからこそ、上手くいけば唯一無二の石組になるはずです」
武江「たしかにな。基本を頭に置きつつも、柔軟な発想を持った方が新しいものが生まれるかもね!」
上野「それでは講評はこのあたりで、最後に記念写真をご紹介。嘆きのパラソルさん、ありがとうございました」
☆4月の石は龍王です。
過去の挑戦者たちの記事はラベル「石組チャレンジ@アクアテイク-E」をクリックすると読めます。