こんにちは、店長の上野です。
GEXの新製品、クリアLEDリーフグローEX(エクストリーム)をご紹介します。
〇クリアLEDリーフグローEX(エクストリーム) 当店販売価格9,980円(税込)
以前からある、クリアLEDリーフグローのグレードアップ版です。
下が通常のリーフグロー(アクア‐Uブラックの付属品)です。
EXがかなり大きいのがわかりますね。
もちろん、大きいだけではなく、明るさも2倍の600㏐です。
リーフグローと同じく、スタンド型としても使えます。
パワーⅣ300を載せている30キューブ水槽です。ルーメン数はリーフグローEXと同じ600㏐ですが、こちらは緑が綺麗に見えますね。
パワーⅣも良いライトですよ。
さて、この水槽にリーフグローEXを設置してみましょう。
暖色系(3,500K)と寒色系(10,000K)の球のスイッチが独立して2つあるのですが、まずは両方点灯してみます。
少し赤みが強い印象ですね(7,000K)。個人的にはADAのメタハラ、ソーラーⅠのノーマル球に近い印象を受けました。
これで600㏐です。30キューブなら、基本は両方つけた方がいいでしょう。
こちらは暖色系のみ。300㏐です。かなり赤みが強いので、好みは分かれるかもしれませんが、電球色といった風情で、レトロな雰囲気を演出できそうです。
寒色系のみ。300㏐。かなりすっきりした印象ですね。
私が気に入ったのは、水面の揺らぎが楽しめる点です。動画をどうぞ。
動画だとわかりにくいのですが、実物はもっと綺麗です。
店内で展示しておりますので、ぜひご覧ください。
フレキシブルアームで、水槽内のメンテナンス
も楽々。
リーフグローEX、非常におすすめなのですが、正直、ネックになるのはお値段でしょう。
ただ、私はこの製品、決して高くないと思います。
最近のGEXはこのリーフグローEXをはじめ、自社開発の製品を次々と発売しています。
(製造は海外ですが、企画は国内です)
たとえば、以前ご紹介したピコロカもそうですね。
GEX小型水槽専用ろ過フィルター「Picoroka」ご紹介!
別に、それが悪いわけではないのですが、日本で販売されているアクアリウム用品の中には、海外ですでに販売されている製品をパッケージングし直したものも多々あります。
当然、そういった製品の方が開発コストがかからないので、販売価格も抑えめになります。
(繰り返しになりますが、別にそれが悪いというわけではありません。そういった製品の中にも良いものはたくさんありますし、安く手に入るのはありがたいことですからね)
一から製品を作るとなると、時間とコストがかかりますから、販売価格も当然高くなるでしょう。
だから、私はリーフグローEXの価格を、決して高いとは思いません。
アクアリウムは言ってしまえばニッチな趣味の世界ですから、車や家電といった大きな市場ではありません。
そういった中で、自社開発の新製品をコンスタントに出し続けるのは、メーカーとしても勇気のいることだと思います。
ところで、上に記事のリンクを貼りましたが、私はピコロカを開封したとき、ちょっとした感動を覚えました。
材質にしても、構造にしても、開発者の意図といいますか、こだわりが伝わってきたからです。(ここは価格面等で妥協せざるを得なかったんだろうな、という点も含めて)
失礼ながら、GEXというと、庶民派といいますか、気軽に購入できるメーカーというイメージが強いと思います。
若輩者の私がこんなことを言うのは本当に失礼だと思うのですが、そのGEXがこういう製品を作るメーカーになったのだと、その変化と気概に感じ入ったのです。
でも、そういった製品も、売れなければ開発されなくなってしまうでしょう。
そうなると、画一的で面白味のない製品ばかりになってしまうかもしれません。
各メーカーにはこれからも面白い製品を開発してもらいたいです。
だから、私は販売店の人間として、メーカーの情熱が見える製品はどんどん推していきたいと考えています。
……もちろん、その製品が良いものであることが前提ではありますが。良くない製品を良いとは言いませんし、改善点があればダメ出しもします。
以上、エンドユーザーの皆様にお聞かせするようなお話ではなかったかもしれませんが、私の考えを述べさせていただきました。
リーフグローEX、おすすめですよ!
上野