2019年7月15日月曜日

2019年7月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.8

こんにちは、店長の上野です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.8の挑戦者をご紹介します。

正面図




上から



お名前(匿名、ハンドルネーム可):Q 様

挑戦者からのコメント:
「初めて組んでみたので、すごくむずかしかったのですが、やっているうちに没頭してしまい、石の世界にのみこまれていました。次回も参加したいです。」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

上野「今回、実は石組どころかレイアウトを組むこと自体が初めてだというQさん」

武江「最初に石組をチョイスしてくれるなんて、嬉しいね」

上野「“石の世界にのみこまれていました”ですからね! ようこそ、こちらの世界へ……フフフ」

武江「そういうわけで、今回は石組に限らず、レイアウト全般に言えるアドバイスもしていこう」

上野「それではまず、構図の話から始めましょう。今回のレイアウトは三角構図ですね、社長」

武江「そうだね。上野くん、ネイチャーアクアリウムにおける基本構図3つの説明を簡単によろしく」

上野「わかりました。ネイチャーアクアリウムには凹型、凸型、三角型の三つの基本構図が存在します。まずは凹型構図。字面の通り、真ん中を凹ませて空間を作ったレイアウトですね。エントリーNO.7の青木さんの画像をお借りしましょう」



上野「真ん中に空間がありますね。左右対称にならないように作るのがコツです。続いて、凸構図。こちらは真ん中を出っ張らせた構図です。エントリーNO.2、Shu.Nishikoriさんの画像を拝借」


上野「こちらも左右対称にならないように、どちらかに重心を寄せます。最後に、三角構図。エントリーNO.6、タッツーさんの画像でご紹介」


上野「左右どちらかを頂点にした三角形の構図です。タッツーさんの石組は左上にもスペースがありますが、水草を植えて高さを出すと想定して。……ネイチャーアクアリウムでは、以上3種類の構図を基本にして作る場合がほとんどです。いずれの場合も、空間の使い方が重要です」

武江「説明ありがとう、上野くん。……それで、今回のQさんの三角構図なんだけど、ちょっと右側の空間が大きすぎるね」

上野「そうですね。あとは、左上の頂点が高すぎるので、低くしてバランスを取りましょう」

武江「あとは、水草の植栽スペースがほとんどないので、所々植えられるようにしよう。背面も全て石で埋まっているので、少し空けてあげよう」

上野「石組チャレンジ、基本的には水草植栽前の石の組み方に対する講評、アドバイスなのですが、実際にレイアウト水槽を作るときは、水草が茂って完成した時の石と水草のバランスも重要ですからね」

武江「うん。石が浮いて見えてはいけないし、かといって、逆に石が水草で隠れすぎてもいけない。石と水草の調和が大事」

上野「……というわけで、写真にマークを入れてみました。ちょっとごちゃごちゃしちゃいましたけど」


武江「石の並べ方は目を揃えられてるし、これからもっと上手くなると思うよ!」

上野「石組に限らず、これからもなんでも聞きに来てくださいね! それでは、最後に記念写真をご紹介」


武江「Qさん、挑戦ありがとうございました」

上野「ビギナー、ベテラン問わず、皆様お気軽にご参加ください!」

☆今月の石は黄虎石です

過去の挑戦者たちの記事はこちら
2019年7月
エントリーNO.1 ずいしょー 様
エントリーNO.2 Shu.Nishikori 様
エントリーNO.3 Hiroaki 様
エントリーNO.4 やまち 様
エントリーNO.5 しげ 様
エントリーNO.6 タッツー 様
エントリーNO.7 青木あや 様

【第14回】2024年11月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”優勝候補が3名に絞られました。

店長の上野です。 先月開催した第14回“石組チャレンジ@アクアテイク-E”ですが、15名の方にご挑戦いただきました! 皆様、ありがとうございます。 私にしては順調に講評記事をアップしておりまして、既に全員分を公開済です。 というわけで、あとは優勝者の発表を残すばかりとなりましたが...