こんにちは、店長の上野です。
“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.8の挑戦者をご紹介します。
正面図
上から
お名前(匿名、ハンドルネーム可):Q 様
挑戦者からのコメント:
「初めて組んでみたので、すごくむずかしかったのですが、やっているうちに没頭してしまい、石の世界にのみこまれていました。次回も参加したいです。」
☆講評、アドバイス(武江、上野)
上野「今回、実は石組どころかレイアウトを組むこと自体が初めてだというQさん」
武江「最初に石組をチョイスしてくれるなんて、嬉しいね」
上野「“石の世界にのみこまれていました”ですからね! ようこそ、こちらの世界へ……フフフ」
武江「そういうわけで、今回は石組に限らず、レイアウト全般に言えるアドバイスもしていこう」
上野「それではまず、構図の話から始めましょう。今回のレイアウトは三角構図ですね、社長」
武江「そうだね。上野くん、ネイチャーアクアリウムにおける基本構図3つの説明を簡単によろしく」
上野「わかりました。ネイチャーアクアリウムには凹型、凸型、三角型の三つの基本構図が存在します。まずは凹型構図。字面の通り、真ん中を凹ませて空間を作ったレイアウトですね。エントリーNO.7の青木さんの画像をお借りしましょう」
上野「真ん中に空間がありますね。左右対称にならないように作るのがコツです。続いて、凸構図。こちらは真ん中を出っ張らせた構図です。エントリーNO.2、Shu.Nishikoriさんの画像を拝借」
上野「こちらも左右対称にならないように、どちらかに重心を寄せます。最後に、三角構図。エントリーNO.6、タッツーさんの画像でご紹介」
上野「左右どちらかを頂点にした三角形の構図です。タッツーさんの石組は左上にもスペースがありますが、水草を植えて高さを出すと想定して。……ネイチャーアクアリウムでは、以上3種類の構図を基本にして作る場合がほとんどです。いずれの場合も、空間の使い方が重要です」
武江「説明ありがとう、上野くん。……それで、今回のQさんの三角構図なんだけど、ちょっと右側の空間が大きすぎるね」
上野「そうですね。あとは、左上の頂点が高すぎるので、低くしてバランスを取りましょう」
武江「あとは、水草の植栽スペースがほとんどないので、所々植えられるようにしよう。背面も全て石で埋まっているので、少し空けてあげよう」
上野「石組チャレンジ、基本的には水草植栽前の石の組み方に対する講評、アドバイスなのですが、実際にレイアウト水槽を作るときは、水草が茂って完成した時の石と水草のバランスも重要ですからね」
武江「うん。石が浮いて見えてはいけないし、かといって、逆に石が水草で隠れすぎてもいけない。石と水草の調和が大事」
上野「……というわけで、写真にマークを入れてみました。ちょっとごちゃごちゃしちゃいましたけど」
武江「石の並べ方は目を揃えられてるし、これからもっと上手くなると思うよ!」
上野「石組に限らず、これからもなんでも聞きに来てくださいね! それでは、最後に記念写真をご紹介」
武江「Qさん、挑戦ありがとうございました」
上野「ビギナー、ベテラン問わず、皆様お気軽にご参加ください!」
☆今月の石は黄虎石です
過去の挑戦者たちの記事はこちら
2019年7月
エントリーNO.1 ずいしょー 様
エントリーNO.2 Shu.Nishikori 様
エントリーNO.3 Hiroaki 様
エントリーNO.4 やまち 様
エントリーNO.5 しげ 様
エントリーNO.6 タッツー 様