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2019年8月29日木曜日

2019年8月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.9


こんにちは、店長の上野です。8月の石組チャレンジ@アクアテイク-E、9人目の挑戦者をご紹介します。

正面図

上から

お名前(匿名、ハンドルネーム可):Hirocky 様

挑戦者からのコメント:
「前々回(?)のアクアジャーナルの石組が素敵でオマージュさせて頂きました」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

上野「今回の挑戦者のHirockyさん、ご自宅の水槽がロータイプということで、高さ25センチを想定して組んでくれました」

武江「高さは最初に自己申告してくれれば、融通しますよ」

上野「さて、前々回のアクアジャーナルの石組のオマージュということで……。286号、10~11頁掲載、内田成さん作成の龍王石と有茎草を使ったレイアウト『温和な石景』ですね。ADAの公式動画、ADAviewでも紹介されていますので、是非ご覧ください」


武江「良いと思うレイアウトを真似してみるのは、上達への近道だね。良いことだよ」

上野「私が書いた“模倣のススメ”なんて過去記事も、良かったら是非読んでくださいね!」

過去記事:模倣のススメ

上野「……前置きが長くなってしまいました。さぁ、本題の講評に入りましょう! まず、私が気になるのは親石ですね。お辞儀をするような形なので、勢いに欠ける印象を与えてしまいます」

武江「そうだねぇ。この親石の形なら、上下ひっくり返して、上向きに少し反らせるくらいでもいいかも。あとは、左側の石、もっと小さい方がいいね。親石とサイズ感が近すぎて、メリハリが効かない」



上野「それはオマージュ元の水景のように、左の石が有茎草に覆われて隠れることを想定してじゃないですか?」

武江「それにしても、少し大きすぎるかなぁ。構図の骨格はね、水草を植栽する前からある程度完成してないといけないよ。レイアウト全般に言えるけど、石組は特にね。水草が茂ったときのことを想定して組むのは当然なんだけど、茂る前もカッコよくないと、水草の植栽やトリミングでカバーするのにも限界があるよ」

上野「それってすごく難しいですよね。逆に骨格の段階だけカッコよくてもダメですし」

武江「毎回上手くできるのなんて、天野さんくらいじゃないの(笑) 俺だってなかなか思い通りにいかないよ」

上野「でも、そこが面白いところでもありますよね! ……さて、全体の印象はいかがでしょう?」

武江「それ以外はなかなか上手くまとまってるんじゃないかな。左右対称にもなってないし」

上野「そうですね。個人的には奥にある小石が遠近感を強調していて良いと思います。この石は隠れないように、真ん中のスペースは背丈の低い水草だけ植えたいですね。オマージュ元の水槽は、少し高さのあるパールグラスで茂みを作っていますけど」



武江「そうだね。そこはきっとHirockyさんのこだわりがある部分だから、大事にしてほしいね」

上野「それでは、今回の講評はこの辺りで。Hirockyさん、挑戦ありがとうございました!



☆皆様の挑戦をお待ちしております!



☆8月の石は龍王石です。




過去の挑戦者たちの記事はこちら
2019年7月(黄虎石)
エントリーNO.1 ずいしょー 様
エントリーNO.2 Shu.Nishikori 様
エントリーNO.3 Hiroaki 様
エントリーNO.4 やまち 様
エントリーNO.5 しげ 様
エントリーNO.6 タッツー 様
エントリーNO.7 青木あや 様
エントリーNO.8 Q 様
エントリーNO.9 Xbp.ch/Platy.ch 様
エントリーNO.10 あひる 様
エントリーNO.13 にのじ 様

2019年8月(龍王石)
番外編(挑戦者:上野)

エントリーNO.1 やまち様
エントリーNO.4 成 様エントリーNO.5 ねす 様
エントリーNO.6 マスクマンY様
エントリーNO.7 884 様
エントリーNO.8 ZONO 様