2019年7月29日月曜日

2019年7月“石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.13

こんにちは、店長の上野です。
 “石組チャレンジ@アクアテイク-E”エントリーNO.13の挑戦者をご紹介します。

正面図

上から

お名前(匿名、ハンドルネーム可):にのじ 様

挑戦者からのコメント:
「左奥への流れを感じるレイアウトを目指しました。楽しかったです。あと、プロのアドバイスはすごいと思いました。」

☆講評、アドバイス(武江、上野)

上野「社長、今回の挑戦者のにのじさん、欠かさず石組チャレンジの記事を読んでくれているそうですよ!」

武江「嬉しいねぇ」

上野「はい、そう言っていただけると、私も書いている甲斐がありますよ。……さて、それでは講評に入りましょう。私がまず気になるのは、底床材の敷き方ですね」

※底床材……ソイルや砂利、砂といった水槽の底に敷くベース。

武江「そうだねぇ。手前が厚いから圧迫感があるし、奥は高さがなくて平坦だから、全体にのっぺりした印象を与えてしまうね」

上野「左奥の小石なんかは、明確に遠近感を出す意図があっての配置だと思うのですが、後ろを高く盛り上げればその効果がさらに高くなるはず。崩れやすい大磯砂を使っているので難しいとは思いますが、是非、傾斜をつけてもらいたいところです」



武江「あと、俺が気になるのは。親石の位置かな。もうちょっと左にずらそう。根元には小石を添えて自然に見えるようにしつつ」

上野「社長、そうすると親石と、その後ろの石が完全に被ってしまいませんか?」

武江「うん、そうなると親石の輪郭がぼやけてしまうから、後ろの石はどかしちゃおう。それから、元々小さめの石しかない右手前がさらに寂しくなるから、そこは大きい石に変えよう」

上野「奥側の石たちは、底床材を高く盛ったのに合わせて高く持ち上げるんですよね?」

武江「もちろん。君が言うとおり、それによって遠近感を強調することができるね」


上野「……といった感じで色々と偉そうにアドバイスをしてきたわけですが、にのじさんの意図、やりたいことがわかるからこそ、それに合わせたお話ができるんですよね、社長?」

武江「そういうこと。天野さんもいつも言ってたけど、石組には意図がなければいけないんだよ」

上野「まず“こういう風に見せたい”という意図があって、その為にどうすればいいかを考えて工夫しよう、ということですね。漠然と作ってはいけない、と」

武江「うん。なぜそこにその石があるのか、説明できなきゃいけない」

上野「にのじさん、すごく勉強熱心な方ですし、はっきりと意図を持ってレイアウトを組んでくれました。社長、やっぱりこういう方って上達が早いですよね」

武江「うん。あとは実際に組んでいく内に技術が追い付いてくるからさ。試行錯誤しながら、たくさん石組を作ってみましょう」

上野「とはいえ、一般のご家庭でそんなに頻繁に石組を作るのなんて無理ですよ、社長。……あれ、石組チャレンジ@アクアテイク-Eって、一般のご家庭の方が気軽に石組を作れる、またとないチャンスなのでは。国内屈指の在庫量を誇る石を選び放題、使い放題で、後片付けの心配も無し。参加費無料どころか、飾り石10%割引券までもらえるなんて……」

武江「……お前、そういうところ本当抜け目ないよな(笑)」

上野「へへ……(笑) さて、それではこの辺で講評を終わりたいと思います。最後に記念写真をご紹介」


武江「にのじさん、遠方からお越しいただきありがとうございました」

上野「来月もお待ちしております! 是非、毎月ご参加ください(笑)」

まだまだ皆様の挑戦をお待ちしております!

☆今月の石は黄虎石です

過去の挑戦者たちの記事はこちら
2019年7月
エントリーNO.1 ずいしょー 様
エントリーNO.2 Shu.Nishikori 様
エントリーNO.3 Hiroaki 様
エントリーNO.4 やまち 様
エントリーNO.5 しげ 様
エントリーNO.6 タッツー 様
エントリーNO.7 青木あや 様
エントリーNO.9 Xbp.ch/Platy.ch 様
エントリーNO.10 あひる 様
エントリーNO.12 Ka. 様

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